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公益財団法人 瀬田南大萱霊園

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創立30年を転機に!(2017回顧)

投稿日 2017.12.28(木)

公益財団法人 瀬田南大萱霊園 理 事 長 狩 野  一 男

 平成29年の干支は「酉・鶏」。そうした中で、当霊園が本年創立30年の節目の年を迎えることから、新年度の事業方針は「鶏」にちなみ「鶏鳴、夜明けを告げる」の故事に倣い、「霊園30年の歴史のうえに更なる夜明け・発展、繁栄を期す」べく「変革への挑戦の年」と位置付けスタートしました。

 まず、春彼岸(3月20日)の恒例行事として親しまれてきた「春の研修会」行事を当霊園のシンボル的樹木である桜・ソメイヨシノの開花期にあわせて4月5日に変更して開催しました。ご法話は遠来・高島市の坂川道雄師に、紙芝居を使っての新趣向で「ぼさつの心」を解りやすくお話しいただき、折からの春休みの子ども達や近隣のこども園や保育園の園児たち、その親御様方のご参加もいただき、例年にも増してにぎやかな事業として実施することができました。

 また、より身近な公園墓地としての発信ツールとして、ホームページの開設が待たれていましたが、一年有余の準備期間を経て7月にアップ、スタートしました。少なからずみなさまのお役に立てていることと存じます。

 創立30年に関しては、当法人が「財団法人瀬田南大萱霊園」として設立の許可(滋賀県指令公衛第1300号)を受けた日・昭和62年9月28日を創立の日と特定し、本年同日には「創立30周年を祝う会」を開催、ささやかではありましたが、石材店はじめ関係者への周知と祝意の表明を行いました。また併せて、「法人章の制定」を行い、記念事業として実施した「百日紅道路整備工事」の仕上げとして同会参加者で「百日紅」植栽、同記念銘板石柱「立柱式」を執り行っていただき、後世にその足跡を刻むことといたしました。(関連記事ピックアップ9/28創立30周年記念事業のスタート!)「百日紅道路整備工事」は南進入路250mに紅白の百日紅・40本を植栽、美観修景を行うもので数年後には「百日紅」の由来のごとく夏期の100日間の長きにわたり霊園道路を彩り鮮やかにお参りのみなさんをお迎えしてくれるであろうことを期待しています。

 一年間を振り返り、特に大きく変わったところを取り上げてきましたが、年間を通じほぼ変わらない順調な事業展開を行って参りました。しかし、変わりゆく世相の中で、最も大きな務めである墓地使用の動向についてはこれまでの動きに比べやや低調に推移しています。残る三か月、計画達成への精進とともに「愛される墓地公園つくり」に頑張って参ります。

 いよいよ師走も押し詰まり、比叡おろしの厳しい冬の季節が到来します。皆々様、お体ご自愛いただき良いお年をお迎えくだるようお祈りいたします。